【注文住宅】家の外壁を黒のガルバリウム×羽目板(木)にした理由と住んでから気になるところ【家づくり】

04/29/2020家づくり

えつしまん
えつしまん

どうも、えつしまんです!
(@etsushimanz)

本記事は我が家の外壁を黒のガルバリウム×羽目板にした理由を独断と偏見によって語らせてもらう記事になります。

家を建てる際に誰しもが必ず検討する箇所でもある、外壁。

色んな施工方法・材質があって、どうしようか悩みますよね。

窯業系サイディング、ガルバリウム鋼板、塗り壁、羽目板等を組み合わせたり全面同じにしたり

本当にイメージパースを見せてもらうたびにどれも魅力的で悩んじゃうところです。

そんな外壁ですが、我が家はガルバリウム×羽目板で仕上げることにしました。

我が家の外観
ガルバリウム×羽目板

数ある外壁材の中から何故この組み合わせを選んだのか、

この外壁の家に住んで実際のところどーなの?

っていうところをかなりの主観を織り交ぜながら語っていきます。

ガルバリウムが強烈に放つ異質な魅力

皆さんはガルバリウムにどんな印象を受けるでしょうか?

私の印象をキーワードであげていくと、

無機質、人工的、異素材、冷たい、直線的、硬い、工場感

テキトーに思いついたものをあげてみました

テキトー出たな

こじろー
こじろー

勝手な印象だけど、何かそんなイメージありませんか?

ガルバリウムには何か異質な惹き付けられる魅力があったんです。

いかにもな人工物というか、

周囲環境とは全く共存せずに、同化することもせずにまざまざとその存在をアピールしてくるんです。

その主張の強さに惹かれてしまったのだと感じています。

羽目板の魅力

では羽目板とはどんなものでしょうか?

簡単に言うと木の板を貼ってる外壁ですね。

建築中の我が家
羽目板仕上げ

昔の家によくあると思いますが、敢えて最近羽目板にする家も多いようです。

では羽目板の魅力とはどんなものか、自分の印象をキーワードでまとめてみます。

自然、安らぎ、柔らかい、温もり、落ち着き

何か木にはこんな魅力があるように感じます。

素材が自然由来のものなので、見る人の印象としては自然と目に馴染むものとして受け入れやすいでしょう。

この自然と目に馴染むもの、というのが羽目板の魅力なのではないかと感じています。

異素材の融合によって生まれる奇跡

この二つの素材が組み合わさることによって出来上がるのが

ガルバリウム×羽目板

この組み合わせは誰が最初に考えたのでしょう?

相反する二つの素材が融合することによって、まさに奇跡が起きたと感じています。

オーバーな発言きたな

こじろー
こじろー

正反対の二つが共存することで絶妙なバランスを保っているんです。

この魅力が伝わりますでしょうか?

相反する二つの素材

この魅力に惹きつけられる方は管理人と趣味が合うでしょう。笑

最近ではこの組み合わせによる家が増えたと感じています。

インスタやピンタレストでも調べてみるとガルバリウムと羽目板によるモダンなおしゃれハウスが続々と出てきます。

この人気はしばらく衰えることはないでしょうね。

悲報:大手ハウスメーカーでは無理です

この素材を使った家を建てたい!

そう思った方も多数おられるでしょうけど、

いわゆる大手ハウスメーカーでこの工法を採用しているところはありません。

何故か?

オリジナルの外壁しか選択肢にないからです。

そこにガルバリウムという選択肢はありません。

この時点で私は家を建てる際の選択肢から外れました。笑

もう一つ、この組み合わせを積極的に採用しないと思われるのが、

ガルバリウムに関してはあまり気にするところではありませんが、

羽目板は劣化が速い ということ

もちろん自然素材で、劣化を味と捉える方もいるでしょうけど、

保証という観点から見ると、自然劣化を保証するわけにはいきません。

また、ガルバリウムは自然劣化よりも人為的なキズ、凹みが生じやすいので、扱いには注意が必要です。

このあたりはもめる原因となるので、自然素材や傷つきやすい材料を積極的に採用する大手は少ないでしょう。

木材の劣化は自己責任で

劣化を味として捉えて、色が変わってもボロボロになっても魅力的だと受け入れるほうが難しいかもしれませんが、

その点に関しては自己責任で外壁に木材を採用することです。

耐用年数で言えば間違いなく木材は低いので。

ただ、貼り変えを伴うような大掛かりなものではなく、その多くは木の色が灰色に変わるだけで構造には問題ないものが多いです。

羽目板はだんだん色あせていきます

羽目板といっても外壁用ですからね。

ある程度の質は担保されているでしょう。

注文住宅感が存分に出る

ガルバリウムと羽目板の家はモロ注文住宅のオーラが出ます。

おそらく量産型の建売で行っているところは皆無でしょう。

それはやはり建売業者にとってコストパフォーマンスが良くないからだと思われます。

それと万人受けはしないということです。

でもドンピシャでハマる人が一定数いるんですね。

私はこのこだわって作りました感の出る家を作りたいと思ってガルバリウムと羽目板の家にしたのです。

住んでみて気になるところは?

ところでこの外壁の家に住んで気になるところは大きくそれぞれ1つずつあります。

以下ではそれらを説明していきます。

ガルバリウムの気になるところ

ガルバリウムは蜘蛛の巣が出来やすいです。

蜘蛛の巣まるけになった外壁

各所に蜘蛛の巣が出来て、その度にほうきで取ったりしていますが、全く追いつきません。

出来ては壊れての繰り返しなので気にしたら負けなのかもしれません。笑

一応、手が届く範囲では気づいたら取ったりしていますが…

これが気になる人はガルバリウムを採用すべきではないかもしれません。

それと、断然白より黒の方が蜘蛛の巣が目立ちます。

羽目板の気になるところ

もちろん木なので色あせは覚悟していましたが、

下の方から色あせ、汚れがグラデーションで変わりやすいです。

下にいくにつれて色あせが目立つ

なので遠くから見たら、

下の方は白っぽくなっている中に汚れの黒ずみがあって、上の方は色あせも黒ずみも少ないという状況になります。

汚れが跳ねて外壁につく部分の黒ずみ

手入れをした方がいいのか、これを見守る方がいいのか未だにわからないので放置しています。笑

下手に素人が触ると、変なムラが出来ても嫌ですからね。

まとめ

いかがでしたか?

家の外壁を黒のガルバリウム×羽目板にした理由と住んで気になるところについて挙げてみました。

外壁をどんなものにしようか迷われている方もみえると思うので、この組み合わせを検討されている方の参考になればと思います。

家に帰ってきて最初に目に入る外観は好きな見た目に仕上げたいに決まっていますし、ガルバリウム×羽目板はとってもかっこいいのでおすすめです。

その後の手入れ、メンテナンスはその時に考えたらいいんです。

いきあたりばったりなやつ

こじろー
こじろー

家づくりで好きなことを諦めたら何で注文住宅にしたの?ってなりますからね。

これだけは譲れないという願望を叶えてこそ注文住宅です。

家づくり頑張って下さい!

ということで最後まで読んで下さりありがとうございました!