【エクステリア】外構工事で相見積もりを取る意外な必要性【家づくり】

07/09/2020家づくり, 経験談

えつしまん
えつしまん

どうも、えつしまんです!
(@etsushimanz)

本記事は外構工事で相見積もりを取る意外な必要性について語る記事となります。

家づくりとは切っても切れない関係の外構ですが、皆さんは外構屋さんをどのように決められますでしょうか?

ハウスメーカー提携や自分で探す方もいるでしょう。

出来るだけ安くしたいからと、相見積もりを取る方も多いと思います。

そこで相見積もりを取るというのは、ただ費用を安くすることだけじゃないということについて私の経験に基づいて語っていきますので、外構を計画する方は是非ご覧ください。

この記事でわかること

相見積もりの意外な必要性

相見積もりだけならネットでもできる

まず最初に、私もやりましたが外構工事においては何社かに現地に見に来てもらって図面を渡してプランを作ってもらったりしますよね。

ざっと2週間くらいでざっくりとした見積もりが出てくると思います。

そこでだいたいの相場がわかります。

この一連の流れをネットから申し込んで私は3社から一度見積もりを出してもらいました。

プランに多少の仕様の差はありましたが、30万円くらいの差があるくらいでだいたいこれくらいの相場だなっていうのはわかったんです。

ただ、はっきり言って目的は相場を大まかに知るということだけでした。

何故なら、その業者の本当の評判が全く分からなかったからです。

安いだけでハイここ!っていうお願いの仕方は家づくりに置いてはちょっと違うんじゃないかと思って、その後は自分で検索していきました。

2社ほど外構屋を自分で見つける

ネットから3社ほど見積もりを取って、さらに自分でも理想の外構が出来そうなところを2社ほど見つけました。

こちらはネットのように登録すれば勝手に連絡が来るタイプではなく、自分から電話をかけてアプローチして話を聞きに行くタイプです。

探し方のコツとしては、

・家から近い外構屋

・施工事例が理想に近い

・一つの手法にこだわっている

この3つでした。

それぞれ少し細かく解説します。

家から近い外構屋

家から近い外構屋ということは、外構屋同士もライバルなのでもちろん存在を把握しているはずです。

それと、もし実際に話を進めていく際、打ち合わせが必要となります。

出来るだけ家の近くじゃないと、何回も通うだけで疲れてしまいます。

以上の理由から家から近いところを重視しました。

施工事例が理想に近い

色んな外構屋さんのHPを見るとそれぞれ特徴があるのがわかりますよね。

そしてお客さんの家の雰囲気や仕上がった全体の雰囲気、これが理想に近ければ自分の家もこうなるという想像がとてもしやすくなります。

割と雰囲気の似通った外構屋をまとめてアタックします。

一つの手法にこだわっている

必ず人気のある外構屋は得意な武器があるはずです。

植栽の配置がおしゃれだとか、左官が上手いとか、設計デザインがとてつもなく斬新などです。

その武器が素人目に見てはっきりしているところを2社選びました。

これらを踏まえて実際に足を運んだら思わぬことが起きたので記しておきます。

アンケートは正直に書くべき

まず1発目に話を伺いに行くとだいたいあるのが、アンケートです。

アンケートにもしこんな項目があれば必ず嘘偽りなく記載すべきです。

差し支えなければ他社で検討中のところがあれば教えてください。

私はあんまり何も考えずに馬鹿正直に他の1社(B社とする)を記載しました。

すると、ある1社(A社とする)がアンケートを見るなりこう言いました。

A社「B社も検討してるんだー、良いとこ見つけっちゃったなー。じゃあウチはダメだろうな」

えつしまん
えつしまん

え?

A社「だってあそこすごいんだもん。正直話すけどウチより全然安くやっちゃうしさー、めちゃくちゃおしゃれだよね。どうやってやってるのかさっぱり分からんのだけど、あんなおしゃれなのあの値段でやられたらもうお手上げだよね。この先進めても多分ウチ勝ち目ないからそっちでやりなよ。絶対そっちの方がいいよ、嫌みじゃなくてお客さんも正直に書いてくれたから言ってるんだ、何かごめんよ」

えつしまん
えつしまん

(いくら何でも持ち上げすぎやろ)
あーそうなんすか、わかりました。
ありがとうございます。

まさかの他社をべた褒めしてきた

かなり想定外の出来事だったんですが、アンケートに正直に書いたら向こうも正直にぶっちゃけてきたんです。

最初からデザイン、価格等で総合的に勝てる相手じゃないとさじを投げてきたとも言えます。

もしアンケートに書いてなかったら、普通に見積もりを出して普通に高い値段が出てきて同じような雰囲気だったら結局他社にするという単なる時間の無駄だったかもしれません。

相手もプロですしライバルの動向は把握しています。

敢えて隠して見積もりを取るより最初からはっきり書いてもらった方がありがたいとも言っていました。

なので相見積もりを取るということは、数字を比べるというより内情を探る行為だと言っても過言ではないかもしれません。

ぶっちゃけてくれたおかげで逆に信頼してB社にお願いすることが出来たわけです。

実際にB社で外構をすると決めてデザインしてもらい見積もりも上がって契約をしました。

まとめ

いかがでしたか?

相見積もりってただ競わせて価格を下げる目的でやると思っている人が多いと思いますが、相見積もりをすることによって近隣外構屋さんの内情調べにもなるという話でした。

この点においてはやはりあまり遠くの外構屋同士で見積もりを取ろうとするよりはなるべく近くでライバル意識がある、もしくは嫌でも耳に入ってくるくらいの距離にあるお店同士を比べるほうが良さそうです。

近くに魅力的な外構屋がいくつかあればの話ではありますが…笑

経験談としてこんなこともあったよという話でした。

最後まで読んでくださりありがとうございました!